山村留学を決めた理由
私は東京で生まれ育ちましたが、子供の頃は下校すると近所の友達が寄り集まって真っ暗になるまで遊びに没頭していた思い出があります。親になった今では時代の流れでそんな光景はほぼ見られず、子供達は学校が終われば学童や習い事で忙しく遊びたくても遊べないというのを目の辺りにしていました。そういう生活に疑問を持ち、田舎に行けば違うのではないかと親子山村留学を考え始めました。日本全国の実施団体を調べて何箇所か見学にも行き、子供が唯一気に入ったのが和合でした。ここなら遊びに飢えている我が子に一生残る幼少期の思い出を作ってあげられるのではないかと留学を決意しました。
親子留学の日々の中で変わったこと
子供は放課後も子供同士で遊べることが嬉しくて仕方ないらしく、親の予想を上回り寝食を忘れて毎日外で元気に駆け回っています。ここ和合は近所の人達が子供達の大声を気にしたりせず、寧ろ微笑ましく見守ってくれています。和合小学校は極少人数校なので、異学年の子供達も時には先生や保護者も一緒になって遊べるのも楽しいようです。全学年の先生方が子供達一人ひとりに目が行き届く態勢が整っていて、保護者との距離も近く気軽に相談できるのが大きなメリットだと思います。地域の人達も積極的に行事に呼んでくれたりして新たな交流も生まれますし、困っていれば誰かしらが手を差し伸べてくれます。和合へ来て、子供が生き生きしているのを見れるばかりか、親も心豊かな生活が送れていると実感しています。
山村留学(親子留学)に興味をお持ちの皆さんにメッセージ
和合は子供にとっても親にとっても風通しの良い場所です。都会での生活や子育てに疑問を感じたら、是非見学に来てください。